「洋服の青山」を展開する青山商事は2日、都内で次世代商品説明および新イメージキャラクターお披露目記者会見を行った。高水準のストレッチ機能を持つ「次世代スーツ」が発表され、新たにイメージキャラクターを務める女優・モデルの武井咲(えみ)さんがスーツ姿で登壇した。
同社は今期、秋冬物ヤング向けスーツブランド全体で約55万着を展開し、うち約42万着が「次世代スーツ」に。一般的なストレッチスーツの表生地の伸縮率は8%程度だが、同社では独自の厳格な「青山基準」を設け、伸縮率を10~15%に規定して従来品以上の着心地を実現させた。
「PASHU(パッシュ)」のアクティブモデルは、ウール100%で「青山基準」を満たしたナチュラルストレッチを採用。ストレッチスーツがさらに進化した「次世代アクティブスーツ」に。
肩の部分にはパワーネットを取り付け、袖裏にキュプラ素材を採用。パンツもウエストの芯地に約2cm伸びる素材を使用している。電車のつり革につかまったときや、パソコンの操作時、さらにはスーツ着用で自転車に乗ったときでも快適に着られるようになった。同商品の価格は4万9,800~5万9,000円。
その他にも、「PERSON'S FOR MEN」「MODA RITORNO(BLACK)」「PAZZO」などのブランドで「次世代ストレッチスーツ」を展開(一部商品を除く)する。価格帯は3万9,800~6万9,000円。各商品とも、着心地の良い伸縮率を考慮しただけでなく、見た目も美しいスーツに仕上がっている。
「洋服の青山」では、ヤングマーケット向け販促として、「次世代スーツ」のほか、パソコンやスマートフォンでの情報発信を強化していく。
その一環として、堤幸彦監督によるWebムービー「TAKE BLUE」を制作。三浦友和さん、相武紗季さん、溝端淳平さん、佐々木希さんに加え、新イメージキャラクターの武井咲さんが重要な役で出演することに。
スーツ姿の武井さんは、「かしこまった服装だけどストレッチが効いていて、体にフィットして着心地がいいですね。スーツを着る年齢に近づいたのかと思うと、気が引き締まるし、背筋が伸びます」とコメント。スーツ姿で演じたい役柄について、「やっぱり"デキる女"のイメージが強いですよね。おしゃれなスーツをナチュラルに着られる"デキる女"を演じてみたい」と話していた。
武井咲さんも出演する「洋服の青山プレゼンツWebムービー『TAKE BLUE』」は、5日より順次、「TAKE BLUE」堤幸彦監督webムービー(「洋服の青山」サイト内)およびYouTubeにて配信される。