DXアンテナは31日、同社の映像機器ブランド「DX BROADTEC(ディーエックス ブロードテック)」の新製品として、32V型液晶テレビ「LVW32LE2」を発表した。表示画素数は1.366×768ドット。11月1日発売で価格はオープンとなっており、推定市場価格は49,800円前後となる見込みだ。
地上/BS/110度CSのデジタル放送3波のチューナーを搭載したモデル。バックライトにはエッジ型LED方式を採用しており、消費電力は従来モデル(「LVW-325」)の70kWhに比べて約23%低い54kWhと省エネ仕様になっている。本モデルと同様に3波対応、エッジ型LEDバックライト採用の既発売モデルとしては19V型、22V型がラインナップされていた。32V型の追加により、パーソナル用途からリビングでの使用までさまざまなニーズに対応する。
機能面では、部屋の明るさを感知して画面を最適な明るさに調整する「明るさセンサー」や、CMと番組本体などシーンが変わる際に音量がいきなり大きくならないようにする「ぴったり音量」を搭載。
また、通常のテレビ番組視聴以外にも、個人で撮影したデータやネット動画にも対応。ビデオカメラやデジカメで撮影した動画(AVCHD)・静止画(JPEG)データは、本モデルのSDカードスロットにカードを挿せば再生できる(ただし、一部のAVCHDデータは再生できない可能性あり)。ネット接続(100BASE-TX)と、「アクトビラ ビデオ・フル」「TSUTAYA TV」「テレビ版Yahoo!JAPAN」にも対応しているので、好みのインターネット動画を観賞することも可能だ。
その他の主な仕様は、搭載する入力インタフェースがHDMI×3系統、コンポジット×2系統、D-Sub15ピン×1系統、D4×1系統、アナログ音声×4系統、出力インタフェースが光デジタル×1、ヘッドホン出力×1、内蔵スピーカーの実用最大出力が10W×2。視野角は上下・左右ともに178度で、左右に30度回転するスイーベル機構も備えている。
サイズはW761×D273×H535mm(スタンド含む)、重量は約11.4kg(同)だ。