カシオ計算機は31日、タイの洪水被害でグループ会社(カシオタイ)の生産活動が停止していることを受け、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新モデルの発売延期を発表した。延期されるのは、パイロット仕様の「GW-4000」シリーズ、Bluetooth V4.0対応でスマートフォンと通信できる「GB-6900」シリーズ。発売日は未定で、決定しだい告知するとしている。

GW-4000-1AJF

GB-6900-1JF

GW-4000は、激しい振動が発生する航空機での操縦といった使用シーンを想定。耐衝撃性能、耐遠心重力性能に加え、新たな耐振動性能を備えたタフネス構造「TRIPLE G RESIST」を採用している。3種類のカラーバリエーションが用意され、価格は4万2,000円。

GB-6900は、省電力の近距離無線技術であるBluetooth V4.0(Bluetooth low energy technology)に対応。同規格に対応したスマートフォンと通信することで、時刻の自動修正や、電話着信/メール受信/SMS着信をGB-6900側の振動で通知といった数々の機能を実現している。こちらも3種類のカラーバリエーションが用意され、価格は1万8,900円。