横浜銀行は27日、11月に鎌倉支店と大島支店の店舗機能を強化すると発表した。
鎌倉支店は建替えのため仮店舗で営業していたが、11月21日に、新店舗(鎌倉市小町1-6-21)へ移転するとともに、共同店舗形式で2階に証券子会社浜銀TT証券が「コンサルティングブース鎌倉」を開設し、顧客の幅広い資産運用ニーズに応える体制を整える。
浜銀TT証券は、東海東京フィナンシャル・ホールディングスとの共同出資による証券会社として2008年11月に営業を開始し、横浜銀行支店内に共同店舗を順次開設してきた。
今回の「コンサルティングブース鎌倉」開設により15営業拠点体制(うち共同店舗は8営業拠点)となる。
また、大島支店(川崎市川崎区)については、これまでおもに個人の顧客との取引を取り扱う店舗だったが、新たに融資相談機能などを加え、11月7日から、法人や個人の顧客への各種融資を取り扱う総合店舗へ移行する。
同行は、エリア内の中核店に融資相談機能などを集約し、その他の支店は窓口業務などの個人の顧客との取引を中心に店舗を運営してきた。
今回、エリアでの運営体制を一部見直し、8月の大口支店(鶴見エリア)に続き、川崎エリアの大島支店について、川崎地域の発展性・成長性も考慮して、融資相談機能・融資事務機能・渉外機能を加え、「顧客により身近な場所に融資・渉外の拠点を配置して、利便性を高める」(横浜銀行)としている。