トヨタ自動車は26日、ラスベガス・コンベンションセンターで11月1日から開催される「SEMA(Specialty Equipment Market Association)ショー」に、次期「レクサス GS350」のスポーティバージョン"F SPORT"を出展すると発表した。日本での発売は、2012年初頭を予定。
同車は、高速域での走行安定性や、中速域での俊敏さと低速域での取り回しの良さを実現するという、新開発のLDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)を採用。同システムは、ギヤ比可変ステアリング「VGRS(Variable Gear Ratio Steering)」と後輪操舵「DRS(Dynamic Rear Steering)」などを統合制御し、理想的な車体スリップ角を実現するとのこと。
専用意匠の19インチホイールと、フロント18インチベンチレーテッドディスクブレーキ(2ピースアルミハットローター)、専用サスペンションなども装備され、高いグリップ力と優れたハンドリング性能、ブレーキ性能を実現する。
また、レクサス独自の「スピンドルグリル」にはメッシュタイプを採用したほか、専用意匠のバンパーやリヤスポイラ-などを装備。内装には専用のシートや本革ステアリングホイール&シフトノブ、本アルミオーナメントパネルなどを設定し、走りを視覚的にも強調するとともに、"F SPORT"としての一貫性・記号性があるデザインを創出したという。