パーソナルメディアは26日、同社のハードディスクデータ消去ソフト「ディスクシュレッダー4」の英語版を発売した。

「ディスクシュレッダー」シリーズは2001年3月に発売されて以来、官公庁や金融機関、大学や高校などの教育機関から企業など5,000件以上の契約実績があるデータ消去ソフト。パソコン市場が急速に拡大する新興国などにおける個人情報保護、セキュリティの意識の高まりを受けての英語版の発売となる。

英語版スタート画面(英語版Webサイトより)

「ディスクシュレッダー4」英語版は、ライト(FD版/CD版 価格10,500円)/スタンダード(FD版/CD版 価格31,500円)/スーパー(FD版/CD版 価格63,000円)の3つの製品ラインナップが提供され、消去方式の強度やログ保存機能などの機能より異なる。メディア1枚で台数/回数ともに無制限に消去が可能で、対応する方式を使って個人情報の漏えいにつながりかねないデータを消去する。WindowsやLinuxなどOSを問わず、OSの入ってないPCやファイルが壊れて起動できないPCなども対象となる。

ソフトにはTRONプロジェクトから成果物である組み込み向けリアルタイムOS「PMC T-Kernel/x86」が採用されており、コンパクトなプログラムからの高速な消去を実現する。英語版ではメニューやマニュアルなどすべてが英語表示されており、英語版のWebサイトを通じて海外からも購入できる。

消去注意画面(英語版Webサイトより)

最終消去確認画面(英語版Webサイトより)