東京・六本木ヒルズで開催中の東京国際映画祭で、映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』の舞台あいさつが25日、行われ、キャストの小池徹平、生瀬勝久、堀内敬子、AKB48の篠田麻里子、吉田照幸監督が出席した。
左から、小池徹平、生瀬勝久、セクスィー部長(沢村一樹)、篠田麻里子 拡大画像を見る |
先日行われた同映画祭のグリーンカーペットセレモニーに初めて出席したという生瀬は「普段は性格俳優で売っているので、こんなコメディー映画で出られるというのは照れますね」と恐縮しつつ、「カメラ5台で一気に撮影したテレビシリーズとは違い、カメラ1台でカット割で撮影していくので、リズム感を出すのが難しかったですが、吉田監督がうまく編集してくれましたね」と自信を見せた。
小池と篠田は、劇場版でシリーズ初登場。緊張気味の小池は「新参者として参加プレッシャーはありましたが、シリーズのファンとしてこの作品に取り組むことができて幸せです」とあいさつし、篠田は「シリーズのファンに受け入れられるか不安がありましが、監督のおかげで撮影は楽しくできました」と満足げに語った。
また、ステージには主題歌を担当した郷ひろみがゲストで登場。「笑顔にカンパイ!」を熱唱し、会場を盛り上げた。郷は同作に本人役でカメオ出演しており、「監督に『セリフは?』と聞いたら『大丈夫です』と言われて……『セリフないのかよ!』と(笑)。結局、『ジャパーン! ジャパーン!』しか言ってなかったですね。役作りに励んだのに(笑)」と話して笑わせたが、22年ぶりとなる映画出演を喜んだ。
さらに、舞台あいさつ終了後に行われた写真撮影時には、沢村一樹が演じる、シリーズで人気のキャラクター・セクスィー部長が乱入し、郷ひろみと夢の対面。沢村本人は郷に向かって何度かお辞儀するなど、恐縮しきりで控えめだったが、ステージ上に篠田を見つけるや否や、いきなり抱きつこうとし、フェロモンを使わず"実力行使"で"エロ男爵"ぶりを見せつけていた。映画『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』は、11月3日より新宿ピカデリーほかで全国公開。