マツダは25日、新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」を、12月3日から開催される「第42回 東京モーターショー」にて日本初公開すると発表した。
CX-5は、パワートレインやボディ、足回りに「スカイアクティブテクノロジー」を全面的採用した、同社新世代商品群の第1弾となるクロスオーバーSUV。新デザインテーマ「魂動(こどう)」に基づき、従来のSUVとは一線を画す力強い生命力・躍動感を表現したとのこと。「魂動」を採用する市販モデルは、同車が初となる。
また、同社が日本市場にクリーンディーゼル車を順次投入する計画の第1弾でもあり、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」搭載車のほかに、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」搭載車も用意されている。
SKYACTIV-D 2.2は、従来のクリーンディーゼル車の普及阻害要因であった高価なNOx後処理装置を使用せず、ポスト新長期規制に適合できる乗用車用エンジン。さらにCX-5では、アイドリングストップシステム「i-stop」との組み合わせも実現し、4.0L V6ガソリンエンジン車をしのぐ最大トルク420Nmと、SUVの中でトップクラスの低燃費18.6km/L(JC08モード/2WD/AT車)を両立する予定。