マツダは25日、同社の新世代中型セダンを表現したコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」を、12月3日から開催される「第42回 東京モーターショー」にて世界初公開すると発表した。
雄(TAKERI)は、同社の新デザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに、既存のセダンにはない力強く、艶やかなスタイリングを目指したというコンセプトモデル。新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を搭載するなど、「スカイアクティブテクノロジー」を全面的に採用し、力強く気持ちのよい走りや、セダンにふさわしい快適性・乗り心地を実現するとのこと。
また、アイドリングストップ機構「i-stop(アイストップ)」や、「減速エネルギー回生システム」といった電気デバイスの搭載により、優れた燃費性能を実現するという。「減速エネルギー回生技術」は、エンジンやボディといった既存技術を改良した上で、電気デバイスを段階的に導入していく「ビルディングブロック戦略」のステップ2となる技術。ステップ1がアイドリングストップ機構「i-stop」、ステップ2が減速エネルギー回生技術、ステップ3がモーター駆動技術(ハイブリッド車など)となっている。