アビッドテクノロジーは10月24日、デジタルオーディオワークステーション「Pro Tools|HDX」と「Pro Tool 10」の最新版を発表した。
Pro Tools|HDXは、既存のPro Tools|HD Accelカードと比べると、5倍以上のDSP処理能力、1000dB以上の追加ヘッドルーム、4倍のトラック数、2倍のI/Oを実現する。同製品は最大3枚まで拡張でき、さらに複数のPro Tools HDシリーズインタフェースと組み合わせることが可能。
同梱のPro Tools HD 10 は、新しいAAX (Avid Audio eXtension) プラグインフォーマットを採用しており、AAX DSPと2種類のフォーマットに対応した。
Pro Tool 10はクリップゲイン機能が追加されており、プリ・ミックスレベルをPro Tools ソフトウェアのミックスオートメーションから分離させ、サウンドエディターとミキサー間のワークフローが改善されている。また、32ビット浮動小数点フォーマットに対応しているため、 録音・編集・ミックス作業で高解像度を実現する。