JR北海道釧路支社はこのほど、新デザインとなった「2429D完乗証明書」第2弾の配布を11月1日より開始すると発表した。

「2429D完乗証明書」(上の写真が表面、下の写真が裏面)

2429Dは根室本線の滝川~釧路間で運転される定期普通列車。車窓から狩勝峠や太平洋を眺めつつ、同路線の大半にあたる全308.4kmを約8時間かけて走破し、「日本一運行時間の長い定期普通列車」「単一列車番号で日本一長い距離を走る定期普通列車」として知られる。

2429Dの終点、釧路駅で証明書を配布

完乗証明書は昨年より配布されており、10月31日をもって第1弾の配布は終了。翌11月1日より第2弾が配布される。新たな証明書では、長い旅の終わりをイメージし、「世界三大夕日」とも称される釧路の夕日をデザインしたものに。裏面には滝川~釧路間の全駅名と発車時刻が記載されている。

「2429D完乗証明書」第2弾の配布期間は11月1日より2012年10月31日の予定。2429Dが釧路駅に到着した後、全区間で有効な乗車券を提示し、完乗を申し出ることで配布される。