JR北海道はこのほど、札幌~旭川間で運転される臨時特急「旭山動物園号」の利用者数が、29日に20万人を達成する見込みであることを発表した。これを記念したイベントも開催されるとのこと。

キハ183系を使用した特急「旭山動物園号」

特急「旭山動物園号」は2007年4月28日に運転を開始。1981年製造のキハ183系を使用し、4両または5両編成で運転される。車両ごとに「ホッキョクグマ号」「オオカミ号」「ライオン号」「チンパンジー号」「ペンギン号」と名づけられ、旭山動物園の世界をそのまま車両に表現した。

今年9月末時点での利用者は19万8,149名を記録し、今月29日の運転をもって20万人を達成する見込みに。これを受けて、29日は札幌駅にて記念イベントを開催する。記念撮影や記念の絵本の贈呈などが行われる予定だ。

なお、20万人を達成する29日以降、来年1月29日までの間、指定席券を持って「旭山動物園号」に乗車すると、もれなく記念ポストカードもプレゼントされる。

同特急は11月3日まで、土・日・祝日に4両編成で運転。冬期は12月23日より5両編成で運転される。