日本HPは、Webカメラ、マイク、スピーカー内蔵で、TV会議に対応した23型ディスプレイ一体型デスクトップ「HP Compaq 8200 Elite All-in-One Desktop PC」と、同じくWebカメラ、マイク、スピーカー内蔵の21型ディスプレイ「HP Compaq 21.5インチワイドWebcamモニター LA2206xc」を発表した。10月20日から販売を開始する。
いずれも白色LEDバックライトを採用し、電源プランをスケジューリングできる消費電力管理ソフトウェアを搭載する。
「HP Compaq 8200 Elite All-in-One Desktop PC」
「HP Compaq 8200 Elite All-in-One Desktop PC」は、「HP Compaq 6000 Pro」の後継モデルで、CPUはIntel Celeron G530のほか、Intel Core i3-2120/i5-2400S/i5-2500S/i7-2600Sが選択可能。ストレージは、250GB/500GB/1TBのHDDのほか、120GBのSSDも選択可能。価格は73,500円から。東京都昭島市で生産する東京生産モデルとなっている。
また、フルHD対応23インチワイドディスプレイ(1,920×1,080ドット)を搭載しながら、奥行は22cmの省スペースな筐体デザインを採用。従来機と比較して33%の消費電力を削減している。そのほか、データの暗号化やデバイスへのアクセス制御、Webcamを利用したログオン時の顔認証機能などセキュリティ機能を統合した「HP Protect Tools」を搭載している。外形寸法/重量は、W583.84×D220.29×H471.41mm/8.5kg。
「HP Compaq 21.5インチワイドWebcamモニター LA2206xc」
LA2206xcは、720pHD画質のWebcamとマイク・スピーカーを搭載。高さは13cm、傾きは手前に5度、奥に30度、左右(スイーベル)は360度の調整が可能で、縦型表示も可能。解像度は1,920×1,080ドットで、コントラスト比は1,000:1(ダイナミックコントラスト比は1,000,000:1)、輝度は250cd/平方メートル。インタフェースは、D-Sub、DVI-D(HDCP)、DisplayPort(HDCP)。外形寸法はW518×D227.3×H333.3、重量は6.1kg。また、輝度調節やパワーオフ時間のスケジューリングが簡単に行える「HP Display Assistant」を搭載する。価格は29,400円。
そのほか、Web会議を容易に導入できるSaaS型オンライン会議ソフト「HP Virtual Rooms」の小規模ライセンス販売を開始し、Web会議利用に最適なHPステレオヘッドセットも併せて発売する。
「HP Virtual Rooms」は5人/15人/25人の同時接続ライセンスの販売を開始し、価格はそれぞれ19,950円/58,800円/98,700円。HPステレオヘッドセットは2,100円となっている。