メルセデス・ベンツ日本は17日、東京・六本木にて、「C COUPE Premiere」と題した新車発表会を開催した。
同社は22日まで開催中の日本最大級のファッションショー「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2012 S/S」のタイトルスポンサーを務める。
これにちなみ、新車発表会もファッションショースタイルのイベントに。特別色「designoマグノナイトブラック(つや消しブラック)」を採用したCクラスクーペの特別仕様車「C 250 BlueEFFICIENCYクーペ Edition1」も披露された。
新車発表会には同社代表取締役社長、ニコラス・スピークス氏も出席。「Cクラスクーペは楽しさを追求しています。見た目の美しさ、タッチ・アンド・フィールの良さ、快適さを備えています。そしてファッション同様、大胆で、革新的で、インスピレーションにあふれた車だと思います」と述べた。
今回発表された新型のCクラスクーペは、「C 180 BlueEFFICIENCY クーペ」と「C 250 BlueEFFICIENCY クーペ」。同社代表取締役副社長、上野金太郎氏がプレゼンを行い、「第3のボディタイプとなる、スタイリッシュでダイナミックな2ドアのクーペモデルが誕生しました。セダンモデルと一線を画すプロポーションとダイナミックな走行性能を追求しています」と説明した。
新型Cクラスクーペは、精悍なフロントビューと低く流れるようなルーフライン、力強くダイナミックなサイドビューなど、若々しくスタイリッシュな外観に。
インテリアはクーペモデルの伝統を継承し、大人4名が快適に過ごせる室内空間になっている。ダークアルミニウムインテリアトリムなどクーペ専用のデザインも随所に取り入れ、スポーティな雰囲気を持つ上質なデザインとなった。インターネット接続が可能な新世代の「COMANDシステム」も標準装備され、他にもBluetoothオーディオ機能、iPodなどからの音楽データ再生が可能なメディアインターフェースも搭載し、エンターテインメント性も高めた。
さらに、「新型Cクラスクーペのもうひとつの特徴は、想像を超えるドライビングパフォーマンスです」と上野氏。新世代1.8リッター直列4気筒直噴ターボエンジンと、新開発の7速オートマティックトランスミッション「7G-TRONIC PLUS」の組み合わせにより、高いパフォーマンスを発揮する。
「Cクラスクーペでは、AMGを除く全車にECOスタートストップ機能(アイドリングストップ機能)を標準装備し、優れた環境性能と燃費経済性も実現しました。その結果、『C 250 BlueEFFICIENCY クーペ』はエコカー減税(75%減税)対象モデルとなり、約26万円の優遇を受けられます。なお、『C 180 BlueEFFICIENCY クーペ』も減税対象の取得に向け、準備を進めております」(上野氏)と、環境に優しい自動車であることも強調した。
新型Cクラスクーペの価格は、「C 180 BlueEFFICIENCY クーペ」が435万円、「C 250 BlueEFFICIENCY クーペ」が598万円。また、今回の新車発表会で披露された特別仕様車「C 250 BlueEFFICIENCY クーペ Edition1」の価格は620万円となる。各車とも、17日より、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて販売を開始している。