デノン(ディーアンドエムホールディングス)はこのほど、バータイプのボディでサラウンド環境を実現するホームシアタースピーカー「DHT-S412」を発表した。発売は11月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は45,000円前後の見込みだ。
横長のバータイプスピーカーとサブウーファーでセットになったモデル。日本人の頭部の寸法を基にシミュレーションを行った「LIFE SOUND」を搭載しており、より自然なサラウンド環境を実現可能にした。また、自宅でホームシアターを構築する際に悩ましい音量に関しても、急激な音量変化時にダイナミック感や明瞭度を損なうことなく適切なボリュームコントロールを自動で行ってくれる「Audyssey Dynamic Volume」を搭載するので、安心して使用できる。
HDMIは入力×1系統、出力×1系統を備えるうえ、シャープ、パナソニック、東芝、ソニー、日立、三菱という国内主要メーカーのテレビに対応したHDMIリンク機能も搭載する。
アンプはフロントスピーカー用に25W×3(4Ω)、サブウーハー用に25W(4Ω)の合計100Wと大出力のものを内蔵。スピーカーユニットは各チャンネル5.1cm×3の計6基、センターツィーターは2.5cmのものを装備する。ウーファーは16cm径。再生周波数域は30Hz~300Hz、S/N比は80dBとなっている。ウーファー部に搭載されたHDMI以外のインタフェースは入力が光デジタル×1系統、アナログ入力×1系統、フロントスピーカー用出力×1系統。
サイズはフロントスピーカーがW950×D68×H106mm(最大外形寸法)、ウーファーがW146×D338×H376mm(同)、重量はフロントスピーカーが1.7kg、ウーファーが5.4kg。