三菱自動車は13日、ミッドサイズSUV「アウトランダー」のグレード展開を見直すとともに一部改良を施して発売した。価格は215万2,000円から293万円。

アウトランダー 20G(4WD)

今回の改良では、走行中にアクセルとブレーキを同時に踏んだ場合に、ブレーキを優先する「ブレーキオーバーライド制御」を全車に標準装備。また、ルームミラー内蔵の3.3インチカラー液晶モニターが後方の様子を映し出す「リヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)」をメーカーオプション(3万7,800円)として設定し、安全性と利便性の向上を図っている。

グレード展開は、4WD車のエントリーグレード「20M」と最上級グレード「24G Premium」を廃止し、充実装備で人気があるという「20G」「24G」「ROADEST」に集約。最上級グレードの廃止に伴い、同グレードで標準装備としていたプレミアム内装を「24G」(4WD)にメーカーオプション設定している。

これにより、以降のグレード展開は、20M(2WD)、20G(2WD / 4WD)、24G(4WD)、ROADEST 20G(2WD / 4WD)、ROADEST 24G(4WD)となる。

20M / 20G / ROADEST 20Gのエンジンは「2.0L MIVEC DOHC 16バルブ 4気筒」、24G / ROADEST 24Gのエンジンは「2.4L MIVEC DOHC 16バルブ 4気筒」で、変速機は全車に「INVECS-III 6速スポーツモード CVT」を搭載。乗車定員は7名。