最近、コンビニATMをさまざまな人がさまざまなシーンで使っており、お金を下ろす時間帯もそれぞれのようだ。今回は、「朝・昼・晩」のそれぞれの時間帯で「コンビニATM」がどのように使われているか、Aさん、Bさん、Cさんの例をもとに、時間帯別の「コンビニATM使いこなし術」を紹介したい。

早朝の出勤時にも便利! - 「朝使う派」会社員Aさんの場合

午前8時には出社する朝型のAさんは、コンビニATMも朝に使うことが多い。朝一番、出勤途中に立ち寄るコンビニで、目覚めのコーヒーと軽食を買うのと同時に、コンビニATMを利用するのは、Aさんの定番のスタイルとなっている。

仕事が忙しくていつもの時間より早く出社しなければいけない時も、「銀行が開くのを待たずにいつでも使えるのがコンビニATMのいいところ」(Aさん)と、コンビニATMの利点をきっちりと活用している。

Aさんはまた、ネット通販のお取寄せグルメにハマっており、休日の午前中に代引きで荷物を届けてもらうことも多い。前日の深夜まで飲んでお財布の中身が寂しい時も、最寄りのコンビニATMが助けてくれるので、「安心してネット通販にハマることができる」(Aさん)。

ランチでも強い味方! - 「昼使う派」、OLのBさんの場合

同僚とのランチは、OLのBさんの会社生活での楽しみの一つ。「今日は何を食べる?」とお目当ての店にランチに出たけど、「財布の中身が空っぽだった!」という時もある。そんな時、銀行ATMに並ばなくてもすぐに使えて便利なのが、コンビニATMだ。

また、会社内でお弁当を食べる場合、セブン-イレブンにお昼ご飯を買いに行って、現金の引き出しと一緒に「セブン銀行ATM」でnanacoカードのチャージを済ませるというのも、レジでの手間を減らすテクニック。

「そういえば今夜は女子会だった」。仕事中、アフター5の楽しみをふっと思い出した時も、近くのコンビニATMで現金の引き落としができる。さらに、外出中での移動の間に、"ささっ"とコンビニでお金をおろして、時間短縮ができることもある。

終電に遅れても大丈夫! - 「夜使う派」、営業マンCさんの場合

コンビニ銀行ATMの一番の強みは何といっても、24時間時間を気にせずに利用できるところ。仕事で帰りが遅くなったときでも、24時間開いているので、銀行ATMが閉まっている時間帯にも、自分のキャッシュカードが利用できる。

ただ、24時間利用できるといっても、キャッシュカードによっては、使える時間が異なるようなので、注意が必要だ。

営業という仕事柄、付き合いの飲み会で居酒屋をはしごして、途中で手持ちがないと気づいた時にも、近くのコンビニATMで引き出しができる。「終電を逃してしまい、タクシーに乗る前にコンビニに駆け込むこともよくある」(Cさん)。

上記で紹介したAさん、Bさん、CさんのコンビニATM利用方法、「あるある」と頷いた方も多いのではないだろうか。朝に昼に晩にと、コンビニATMはいつでもどこでも使えるのが特徴だ。

近年、セブン-イレブンをはじめ、ローソンやファミリーマートにもコンビニATMが設置されている。中でも、ATM台数の一番多い「セブン銀行ATM」は全国に約16,000台以上設置されているというから驚きだ。

自分のライフスタイルに合わせて、コンビニATMをお財布代わりとして使うのが、今どきのデキるビジネスマン!!