ノルウエーのOpera Softwareは10月11日(現地時間)、Android用モバイルブラウザ「Opera Mini 6.5」と同「Opera Mobile 11.5」をリリースした。ブラウザのデータ通信量をモニターするツールを備える。

データ使用量ツールは、Operaボタン内のヘルプからアクセスする。ブラウザのデータ通信量(セッション単位および累積)が「元のサイズ」と「受信したサイズ」の2つで表示される。元のサイズはWebページをそのまま受信する場合のサイズ。Opera MiniやOpera MobileのOpera Turboモードなど、OperaのWebページ圧縮機能を利用した場合、「受信したサイズ」が圧縮されたサイズになる。データ使用に上限のあるサービスや従量制のローミングを使用している時などにブラウザのデータ使用量を正確に把握でき、また元のサイズと受信したサイズを比較することでOperaブラウザの節約効果を実感できる。新版ではOpera MobileのOpera Turboが改善されており、モバイルネットワーク使用時の効率性がさらに向上しているという。

ほかにもAndroidのブックマーク機能との連係が強化され、標準ブラウザで作成したブックマークをボタン一つでOperaにインポートできるようになった。またURLボックスから2タップでWebページのショートカットをホーム画面に作成できる。Honeycombを搭載するAndroidタブレットでは、動画のインライン再生が可能になった。