好評発売中の『アリス マッドネス リターンズ』のパッケージ。画面はWindows版のもの

エレクトロニック・アーツから、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』を題材としたアクションアドベンチャー、『アリス マッドネス リターンズ』が発売された。本作は2000年に発売された『アリス イン ナイトメア』の続編となる作品だ。当時、PCで最高水準のグラフィックや原作の後日談をダークに描いたストーリー、武器におもちゃ(トランプやびっくり箱、ラッパ)を採用するゲームシステムなど話題となったタイトルである。

11年の時を経て、ダークなワンダーランドに挑むアリスが帰ってきた! 前作を彷彿とさせるステージも登場!

白ウサギやチェシャ猫といったおなじみのキャラクターが多数登場。だが、本作ではすべてのキャラが不気味な容姿をしている

あれから10年…悪夢再び

『アリス マッドネス リターンズ』は、前作のエンディングから10年後の世界が舞台。大火事で家族全員を失い、精神的ショックから立ち直れないアリスは、精神病院に収監され、そこで10年の時を過ごしていた。ようやく出所したアリスだが、未だ悪夢のような幻覚を見続けており、彼女は幻覚の克服に手を貸してれそうな精神科医に引きとられることになる。そして、現実と幻覚が交錯する世界で、アリスは再びワンダーランドへと向かうことを決意する……というのが主なストーリーだ。

現実世界とワンダーランドを舞台にストーリーが展開。徐々に世界の境界は曖昧になってゆく……

ステージは全六章。各章は複数のエリアで構成されており、ステージを進めるごとに謎や過去に起こった出来事が明らかにされていく。基本的に3人称視点でのプレイがメインとなるが、横スクロールのアクションやシューティング、さらにパズルやピンボール風のゲームが楽しめるエリアも用意されている。

横スクロールアクションが楽しめるステージ。一撃必殺の罠が多数待ち受けている

海底を舞台にした横スクロールタイプのシューティングステージ。自分が操作する船の当たり判定は意外に大きいので注意しよう

頭を悩ませるパズルやスピード感あふれるピンボールも楽しめる。音ゲーのようなミニゲームも存在する

アリスが巨大化して暴れ回るシーンは爽快。「アリス無双」で敵を蹴散らしていこう!

おもちゃで死地を切り開け

本作の大きな特徴の1つが、個性豊かなおもちゃの武器。おもちゃといいつつ、威力はどれも凶悪だ。接近攻撃から遠距離攻撃までボタンひとつで繰り出せる。また、敵が落とす「歯」を集めることで、入手した武器を最大3段階までアップグレードすることが可能。ゲーム序盤から、しっかりと「歯」を集めておきたい。

すばやい連続攻撃で敵を切り裂ける「ヴォーパルナイフ」。敵に囲まれたり、弱った敵に追い打ちしたりする際に有効だ

攻撃速度は遅いものの、一撃が強力な「ホビー・ホース」。装甲が厚い敵に有効だ。崩れそうな場所を粉砕することもできる

爆弾を落とし、再度ボタンを押すと起爆する「時限爆弾」。集団の敵に対して効果的だ。仕掛けを作動させる際にも便利

コショウを噴射して遠距離の敵にダメージを与えられる「ペッパーミル」。連射可能だがオーバーヒートに注意しよう

蒸気の力で紅茶を噴射し、広範囲の敵にダメージを与える「ティーポットキャノン」。ボタンの長押しでチャージ攻撃も可能

「詰んだ」と感じたときに思い出して欲しい必勝テクニックを次ページで一挙紹介!――→続きを読む

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