「PowerDirector 10」

サイバーリンクは11日、HD動画編集も高速に行える同社の動画編集ソフト最新版「PowerDirector 10」を発売した。ダウンロード版は同社Webサイトなどで購入できる。最上位版「PowerDirector10 Ultra」ダウンロード版の価格は11,800円。パッケージ版は28日より販売する。ラインナップの詳細は以下の通り。同社Webサイトでは体験版も配布している。OSは、Windows XP (SP2) / Vista / 7、32/64ビットともに対応する。





「PowerDirector 10」ラインナップ

製品名 価格 発売日
PowerDirector10 Ultra ダウンロード販売 11,800円 10月11日
PowerDirector10 Delux ダウンロード販売 9,200円 10月11日
PowerDirector10 Ultra アップグレード版 ダウンロード販売 9,800円 10月11日
PowerDirector10 Delux アップグレード版 ダウンロード販売 7,300円 10月11日
PowerDirector10 Ultra パッケージ版 15,540円 10月28日
PowerDirector10 Ultra ガイドブックセット パッケージ版 17,640円 10月28日
PowerDirector10 Ultra 特別優待版 パッケージ版 10,290円 10月28日
PowerDirector10 Ultra 特別優待版 ガイドブックセット パッケージ版 12,390円 10月28日
PowerDirector10 Ultra アカデミック版 パッケージ版 7,980円 10月28日

製品は、CPUやGPGPUなどハードウェアの能力を引き出し、高速な動画編集処理も可能とする動画編集ソフト。搭載される多彩なツール、オンラインコミュニティ「DirectorZone.com」から得られる20万を超えるエフェクトやテンプレートを活用することで、自分だけのオリジナル映像を作成できる。

新バージョンでは、動画処理エンジン「TrueVelocity 2」の改良やOpenCLによるアクセラレーション、新たなH.264メディアエンコーダーの採用によるHD映像処理の高速化、同社のSVRT技術による出力形式の自動分析など、さらに高速な動画処理をサポート。「フル機能エディター」、「イージーエディター」、「スライドショークリエーター」の3つのモードから選択できる編集機能や3D動画編集ツールも搭載されている。3D編集には、タイトルやトランジション、スライドショー、ディスクメニューなどの3D専用エフェクトが用意されているほか、編集中に2D/3Dを切り替えられる。そのほか、Webとの連携において従来のFacebookやYouTubeなどに加え、ニコニコ動画への直接アップロード機能も新たに搭載している。

起動時に選択可能な3つの編集モード

起動編集画面