キングソフトは、同社の総合オフィスソフトの新バージョン「KINGSOFT Office 2012 Standard」を発売した。対応OSは、Windows XP /Vista / 7。「KINGSOFT Office 2012 Standard」の価格は4,980円。そのほかのラインナップは以下の通り。
KINGSOFT Office 2012のラインナップ
ダウンロード版 | 価格 |
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「KINGSOFT Office 2012 Standard」 | 4,980円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard フォント同梱版 | 5,480円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard VBA対応版」 | 5,480円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard VBA対応 フォント同梱版」 | 5,980円 |
「KINGSOFT Office 2012 Personal | 3,480円 |
「Kingsoft Writer 2012」 | 1,980円 |
「Kingsoft Spreadsheets 2012」 | 1,980円 |
「Kingsoft Presentation 2012」 | 1,980円 |
パッケージ版 | 価格 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard パッケージUSB起動版」 | 4,980円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard パッケージCD-ROM版」 | 4,780円 |
「Kingsoft Presentation 2012 パッケージCD-ROM版」 | 2,980円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard フォント同梱 パッケージUSB起動版 | 5,480円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard フォント同梱 パッケージCD-ROM版」 | 5,280円 |
「KINGSOFT Office 2012 Standard パッケージアカデミック版」 | 2,980円 |
製品は、ワープロソフト「Kingsoft Writer 2012」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets 2012」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation 2012」と業務に必要なソフトウェアを集めた同社総合オフィスソフトの最新版となる。Microsoft Office 2010/2007のファイル形式で作成した文書の読み込み、編集。2003形式で作成した文書の読み込み、編集、保存ができるほか、PDF出力やタブ表示などの機能も備える。
新バージョンでは、メニューの位置にユーザーが迷わないよう新たに採用したリボン形式のユーザーインタフェースから2012スタイルとクラシックスタイルの2つのUIを簡単に切り替えられる「UI切り替えボタン」が搭載されているほか、関連性の高い機能を「ツールグループ」として配置している。
Spreadsheetsでは、SUMIFS(複数条件に一致するセルを合計する)、COUNTIFS(複数条件に一致するセルの個数を求める)、AVERAGEIF(条件に一致するセルの平均を求める)、AVERAGEIFS(複数条件に一致するセルの平均を求める)、IFERROR(数式がエラーの場合に指定した値を返す)の関数の追加、作成した表やリスト内の重複データをチェックする機能なども搭載している。Writerでは、段落前後の行間、左右のインデント幅、字下げなどのレイアウトをドラッグ操作で簡潔に行えるようになるなど操作性の向上も図られている。
同時発売のAndroidアプリ「KINGSOFT Office for Android」(価格2,980)と同社が展開するオンラインストレージ「KDrive」との連携も可能で、PC上に保存したファイルはKDriveを通じて外出先のスマートフォンで利用するといった使い方も可能になる。
なお同社では官公庁・自治体向けに「KINGS Office 2012」を1ライセンスあたり価格1,980円で販売するガバメントライセンス(最小購入10ライセンスより)を10月21日より、上場企業向けに1企業につき1,000ライセンスまで1年間無償で提供するプログラム(10月7日から2012年3月31日まで受け付け)も開始している。