千葉・幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2011」の東芝のブースでは、発売前のAndroidタブレット「REGZA Tablet」2機種が展示されている。
展示されているのは、10.1型ディスプレイの「REGZA Tablet AT700/35D」(12月中旬発売予定)と、7.0型ディスプレイの「REGZA Tablet AT3S0/35D」(10月下旬発売予定)。価格はそれぞれ7万円前後と5万円前後になる見込みだ。搭載OSはいずれもAndroid 3.2を採用している。
10.1型ディスプレイのAT700/35Dは厚さが7.7mm、重さが約558g。このサイズのタブレット機としては世界最薄最軽量のボディを実現した。CPUにはテキサス・インスツルメンツ製のOMAP4430(デュアルコア、1.2GHz)を搭載し、ディスプレイは解像度1280×800ドットのTFTカラー液晶。
内蔵メモリは32GB、通信機能にはBluetooth、GPS、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANを搭載。電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーに対応する。連続動画再生時間は約7時間。
7.0型ディスプレイのAT3S0/35Dは厚さが12.1mm、重さが約379g。CPUにはNVIDIA製のTegra 2(デュアルコア、1.0GHz)を搭載し、ディスプレイは解像度1280×800ドットのTFTカラー液晶。内蔵メモリは32GB、通信機能にはBluetoothとIEEE802.11b/g/n対応の無線LANを搭載する。そのほか、電子コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサー、照度センサーに対応する。連続動画再生時間は約6時間。
両モデルとも、レグザブルーレイで受信しているテレビ番組を家庭内のネットワークを介して視聴できる「レグザリンク・シェア」に対応している。リビングのテレビが他の人に使用されていても、オンエア中の裏番組をこのタブレットで自由に視聴することが可能になるという。また、レグザやレグザブルーレイに録画した番組を家庭内のネットワークを介して視聴したり、端末内にダビングして外に持ち出すことも可能になる。