富士通は4日、分離型デスクトップ「ESPRIMO DH」シリーズの上位モデルに新筐体を採用するリニューアルを行い、「DH77/E」を発表した。CPUとして前モデルと同じCore i7-2600を搭載するなど基本仕様は全モデルを踏襲しているが、Blu-ray Discドライブが新たにBDXL対応のものになっている。店頭予想価格は200,000円前後。下位モデル「DH54/D」は継続販売となる。
本体背面のメインスイッチをオフにすることで待機電力をゼロにでき、またPC本体の電源オフ時/待機時にディスプレイへの電源供給を停止するサービスコンセントを搭載。周辺とディスプレイの明るさを判断して自動で輝度調整を行うインテリジェントオート機能を搭載している。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2600(3.40GHz)、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 2000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2、最大16GB)、ストレージが約2TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、ディスプレイが24型ワイドスーパーファインVX液晶(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。
インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、USB 3.0×2、USB 2.0×6(うち1つは電源オフUSB充電機能付き)、DVI-D、D-Sub、マイク入力×2、ヘッドホン出力×1、ライン入力×1、ライン出力×1、ダイレクト・メモリースロットなど。サイズ・重量は、W89×D353×H341mm(設置台含まず)、約8.0kg(設置台含まず)。
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