ソニー、家庭用として世界初となる4K対応ホームシアタープロジェクター

ソニーは3日、4Kでの表示に対応するホームシアタープロジェクターの新製品「VPL-VW1000ES」を発表した。12月下旬発売で、希望小売価格は1,680,000円となっている。なお、同製品は4日より千葉の幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2011」のソニーブースで展示される。

家庭用プロジェクターとしては世界初となる4K対応製品。従来の業務用機で7μmだった画素ピッチを4μmへと微細化した「SXRD」パネルを採用。0.74型と小型サイズのパネルで4,096×2,160ドットの映像表示に対応した(従来のSXRDは1.55型)。また、投影用のレンズも4Kの高解像度に適した大口径「ARC-F」レンズを搭載している。

また、フルHD映像を4K映像に変換可能な「4K映像表示デバイス向けデータベース型超解像処理LSI」を搭載しており、4K解像度で作成された映像のみならず、フルHD映像などもより高精細な表示で楽むことが可能だ。

主な仕様は次のとおり。投影サイズは60～300型で、輝度は2,000ルーメン、ダイナミックコントラスト比は1,000,000:1。インタフェースはHDMI×2系統、コンポーネント×1系統、D-Sub15ピン×1、トリガー端子×2、リモート端子×1、LAN端子(100BASE-TX)×1、IR IN端子×1、3D SYNC端子×1で、消費電力は使用時480W、待機時0.3W、スタンバイモード時4Wとなっている。サイズはW520×D640×H200mm、重量は約20kgだ。