JR東京駅、品川駅、仙台駅などに設置されて話題のタッチパネルディスプレイ(デジタルサイネージ)を活用した"次世代自販機"が、このほど「2011年度 グッドデザイン賞」(領域 / 分類…サービスのデザイン)を受賞した。

「2011年度 グッドデザイン賞」受賞の"次世代自販機"。現在は約50台が営業中

"次世代自販機"はJR東日本ウォータービジネスの新しい自動販売機。ディスプレイに表示された清涼飲料水の画像をタッチパネル式で操作できるほか、上部のセンサで性別・年代など属性情報を判定し、時間帯や気温にも対応しておすすめマークを表示させるなど、画期的な技術とデザインが実現した。

グッドデザイン賞受賞を受け、期間限定スペシャルコンテンツも展開する

通常の自販機の約1.8倍の売上げを記録するなど話題を集めており、今後は東京近郊のJR東日本の駅を中心に、合計500台を展開する予定だ。

同自販機に関して、グッドデザイン賞審査委員は、「ビジネスモデル、販売手法、デザイン、機能などすべてにわたり画期的な提案が込められている。今後のエキナカでの飲料ビジネスを生活者視点で大きく変えるものといえる」と評価している。

なお、今回の受賞を受け、現在設置されている"次世代自販機"では、期間限定のスペシャルコンテンツも展開するとのこと。