夕方になるとふくらはぎがパンパンになって辛い人、多いのでは? この脚のむくみ、実は筋肉の中に溜まった老廃物が原因だとか。今回はこの老廃物を脚から"追い出す"方法を 「BODY TIPS」の亀田圭一トレーナーに教えてもらった。用意するのはラップの芯のみ。早速始めてみよう。
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ラップの芯を使って筋肉をもみほぐしていくのがこのマッサージ。芯の両端を持って脚のマッサージする部位に当て、下から上へグーッと押しつけるように動かしていくのがポイントだ。「筋肉の中にある老廃物を絞り出して、血流に乗せて追い出していく」イメージで。ラップの芯が直接肌にあたると摩擦で痛い場合もあるので、自宅で行う場合は、足首まである薄手のボトムを着用するといい。
ふくらはぎ
足首の裏側にラップの芯をあて、ふくらはぎの筋肉を押しつけるようにしながら膝の裏の少し上まで動かしていく。
ふくらはぎの外側側面
くるぶしのすぐ上にラップの芯を押し当て、膝下の骨に当たるまでゆっくりと動かしていく。
太ももの前面
膝小僧の上からスタートし、太腿の付け根にある鼠径(そけい)部まで、押しつけるようにしながらラップの芯を動かしていく。
太ももの裏面・側面(外側)
裏面は、膝の裏からスタートし、お尻のすぐ下までラップの芯をグ~ッと押しつけながら動かしていく。側面は膝小僧の上部からスタートし、太ももの横にあるでっぱっている骨(大転子)に当たったら、太ももの前面に方向を変え、鼠径部に流す。
自宅で行う場合はラップの芯でOKだが、「BODY TIPS」では、ポール状の専用コンディショニングツール「フォームローラー」を使用しているそう。「BODY TIPS」やオンラインショップなどで購入できるので、興味がある人はチェックしてみよう。
回数は特に決めなくてOK。だるさがとれるまでじっくりとやってみよう。痛みを感じるところはラップの芯を上下に転がすようにして丁寧にもみほぐすと効果的。「翌朝には脚がスーッと軽くなっているはずです」と亀田トレーナー。むくみを予防する心がけももちろん大事。「デスクワークが長い人は、ときどき足首を上下に動かしたり、歩いたりして血流を改善してあげるようにしましょう」。
【プロフィール】亀田 圭一(かめだ けいいち)氏
「BODY TIPS」代表/チーフトレーナー。NSCAパーソナルトレーナー、日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者(JATI-ATI)、鍼灸、あん摩・マッサージ、指圧師、などの資格を持つ。荏原製作所バスケットボール部、日本IBMラグビー部、神戸製鋼ラグビー部などでトレーナーを務めた後、2010年8月BODY TIPS設立。カラダづくりのサポートから痛みの解消まで行うコンディショニングを軸に、アスリートやモデルからメタボに悩むビジネスマンまで、幅広い層のカラダづくりを行っている。