11月19日に公開される映画『アントキノイノチ』のスピンオフドラマが11月5日(土)15時より、TBSで放映されることが明かになった。原田泰造が主演を務める。

ドラマの舞台は映画の2年前。映画で重要な役回りを演じる佐相博(原田)と遺品整理会社「クーパーズ」との出会いから物語が始まる。またクーパーズ社長・古田厚志を鶴見辰吾が、後に共に働くことになる久保田ゆきを榮倉奈々が演じる。3人は映画にも同じ役で出演しており、映画の主人公・杏平役の岡田将生がナレーションを担当する。

ドラマのオリジナルキャストである小沢瞳(佐藤江梨子)が本作のキーパーソン。一見完璧に見えるキャリアウーマンだが、公私に渡り多くの悩みを抱えており自宅はゴミ屋敷と化している。彼女の存在がどのような影響を佐相に与えていくのか。

ドラマ放映の決定にあたり、主演の原田泰造からコメントが届いている。

「今回、佐相という映画と同じ役でドラマの主演をさせていただくことになりました。映画の2年前という設定で、なぜ佐相はクーパーズで働くことになったのか、なぜ古田社長はクーパーズを設立することになったのかなど、映画『アントキノイノチ』につながるエピソードが描かれます。遺品整理という仕事との出会い、そしてドラマオリジナルのキャストである佐藤江梨子さん演じる瞳との出会いが佐相を成長させ、映画につながっていきます。映画もすごくいいお話ですが、このドラマを見たうえで映画を見ていただければ、より深く楽しめると思います。是非ご覧ください」。

『アントキノイノチ』ドラマスペシャル STORY

佐相(原田泰造)はクーパーズという遺品整理の会社で働くことになった。社長の古田(鶴見辰吾)と共に依頼人の家へ向かうと、そこは足の踏み場もないほどモノに溢れ、嗅いだことのない悪臭が漂っていた。耐えきれず外へ飛び出してしまった佐相に、古田は近所にチラシを配ってくるよう命ずる。近くのマンションでチラシを投函していた佐相に、瞳(佐藤江梨子)が遺品整理は本人でも依頼できるのか、と声をかけてくる。

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