9月27日にAndroid版Firefoxのバージョン7.0の配信が始まった。Android Marketから入手できる。
Android版Firefoxはデスクトップ版と共通のレンダリングエンジンを搭載しており、デスクトップ版のFirefox 7のリリースに合わせてAndroid版もバージョンアップとなった。
バージョン7では、モバイル版でもWebSocket APIが利用可能になった。同APIはブラウザとサーバ間の非同期双方向通信を実現し、インスタントメッセンジャーやインタラクティブなHTM5ゲームなど応答性が求められるWebアプリの構築を容易にする。
ブラウジング機能の改善は2点。まずロケーションバー内だけではなく、Webページ内の文字列のコピー&貼り付けが可能になった。Webページ上でロングタップすると、文字列を選択するドラッグハンドルが現れる。またAndroidメニューに「終了」アクションが用意され、ブラウザのすべてのプロセスをワンタップで終了できる。Firefoxを再起動すると、スタート画面で前回終了時に開いていたすべてのタブまたは個別のタブの復元を選択でき、前回の状態からブラウジングを再開することも可能。