トヨタ自動車は26日、ダイハツ工業との間で合意した軽自動車のOEM供給第一弾として、新型軽乗用車「ピクシス スペース」(PIXIS SPACE)を発売した。グレードは、「L」「X」「カスタムX」「カスタムG」「カスタムRS」の5つで、それぞれに2WD(FF)と4WDの駆動方式が用意されている。価格は112万円から161万1,000円。

ピクシス スペース X(2WD)

ピクシス スペース カスタムG(2WD)

同車は、シンプルなフォルムの「L」「X」、存在感あふれる「カスタムX」「カスタムG」「カスタムRS」という2つの個性と全8色のボディカラーを用意し、個性豊かなバリエーションを提供。

2,490mmのロングホイールベースなどにより2,000mmの室内長を実現したほか、室内高や室内幅にもゆとりを持たせ、大人4人がくつろげる室内空間と十分なラゲージスペースを両立したという。また、縫製やアクセントカラーによって高級感を演出したフロントシートなど、室内空間の居心地の良さも追求されている。

エンジンは、DVVTを採用した660ccKFエンジンと、660ccKFインタークーラーターボ付エンジンの2種類を設定。全車CVT(自動無段変速機)と組み合わせることで滑らかな走りと低燃費を実現。アイドリングストップシステム"eco IDLE(エコアイドル)"搭載の2WD車(XとカスタムG)は、10・15モード走行燃費25.5km/Lというクラストップレベルの燃費性能を実現している。