ソニーは27日、映像品質へのこだわりが特徴の16型/16.4型ノートPC、「VAIO F」シリーズ2011年秋モデルを発表した。ソニーの液晶TV「ブラビア」の技術を利用した高品質の映像関連機能などの特徴は従来モデルそのままに、CPU強化などで基本性能を向上させた。発売日は10月8日。店頭モデルの予想価格は160,000円前後から。
店頭モデルのラインナップは、最上位のTV機能 & 3D立体視搭載モデル「VPCF229FJ/BI」は夏モデルから継続(紹介記事はこちら)。今回の新規ラインナップは2モデルで、TV無し高性能モデルの「VPCF238FJ/B」(ブラック)と、TV搭載の「VPCF237FJ/S」(シルバー)。店頭予想価格は前者が220,000円前後、後者が160,000円前後。
店頭モデルのモデル例として、上位のVPCF238FJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが16.4型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-2670QM(2.20GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 540M 1GB、メモリがPC3-10600 SO-DIMM 8GB(4GB×2)、ストレージがSATA 5400rpm HDD 750GB、光学ドライブがブルーレイ(DVDスーパーマルチ機能搭載)。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEternet、Bluetooth 3.0+HS、USB 3.0×2、USB 2.0×1、IEEE1394×1、HDMI×1、D-Sub×1、オーディオ入出力、メモリカードスロット、131万画素Webカメラ。本体サイズ/重量は約W398.5×D271.5×H33.1~43.1mm/約3.1kg。バッテリ駆動時間は付属の標準バッテリで約4時間。
オーナーメードモデルでは、CTOの高い自由度のなかから、より上位のCPUやOS、SSDなどの選択ができるほか、3D立体視に対応したディスプレイなども選択することができる。