ソニーは27日、21.5型フルHD液晶ディスプレイを備える一体型デスクトップPC、「VAIO J」シリーズ2011年秋モデルを発表した。CPUを中心に機能強化が図られたほか、夏モデルでは用意されなかったTV機能搭載のハイエンドモデルが追加された。発売日は10月8日。店頭モデルの予想価格は最廉価モデルで120,000円前後から。
夏モデルでは最上位スペックのハイエンドモデルはTV機能を備えていなかったが、今回のモデルでは最廉価モデルを除く全モデルでTV機能を標準搭載とした。店頭モデルのラインナップは3機種で、TV搭載最上位機の「VPCJ229FJ/W」(ホワイト)、TV搭載中位機の「VPCL227FJ/W(同/B、同/L)」(ホワイト/ブラック/ブルー)、TV無しエントリー機の「VPCL226FJ/W(同/B、同/L)」(ホワイト/ブラック/ブルー)。店頭予想価格は順に180,000円前後、160,000円前後、120,000円前後。
店頭モデルのモデル例として、最上位機種のVPCL239FJ/Bの主な仕様は、ディスプレイが21.5型フルHD(1,920×1,080ドット)LEDバックライト液晶、CPUがIntel Core i7-2640M(2.80GHz)、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがDDR3-1066 SO-DIMM 4GB(4GB×1)、ストレージがSATA 7200rpm HDD 2TB、光学ドライブがブルーレイ(DVDスーパーマルチ機能搭載)。TVチューナーは地デジ/BS/110度CS×2基で、VAIO AVCトランスコーダ×2基。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit。オフィスソフトはOffice Home and Business 2010。
主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n、GigabitEthernet、USB 3.0×2、USB 2.0×2、、オーディオ入出力、メモリカードスロット、31万画素Webカメラ。ワイヤレスキーボード/レーザーマウス、VAIO用マルチリモコンが付属する。本体サイズ/重量は約W525×D185×H398mm/約9kg。
オーナーメードモデルでは、CTOの高い自由度のなかから、より上位のCPUやOSなどの選択ができるほか、CTOオプションに限定カラバリが追加され、店頭モデルのカラーに追加して、レッド/ベージュのカラーフレームを組み合わせて選択することもできる。