ソニーは26日、ICレコーダー「ICD-LX30」を発表した。発売は10月21日で、価格はオープン。推定市場価格は8,000円前後となっている。
カセットテープレコーダーを使用していたシニア層をターゲットにした製品。ボタンの大きさ、情報表示用の液晶モニタの大きさ、録音済みファイルを日付で探せる機能など、全体的に操作系統が分かりやすいように配慮されているのが特徴だ。
従来のテープレコーダーが録音中にテープが回っていたり、録音にカセットを挿入する必要があったりという点を踏まえた工夫が行われている。録音時はテープが回っているような画像が表示されたり、パッケージにSDカード(2GB)が付属するなど、シニア層でも違和感なく使える内容になっている。なお、記録メディアはSD/SDHCカードが使用可能だ。
その他の仕様は、録音形式がMP3(ステレオ・192kbps)、スピーカー径が36mm、実用最大出力が330mW、電源は単4形電池×2、サイズはW116×D78×H28.5mm、重量は約145g(電池含む)となっている。