SBIホールディングスは21日、同社が運営する保険比較サイト「保険の窓口インズウェブ」において実施した「居眠り運転」に関する調査結果を発表した。同調査は7月28日~9月6日の期間にインターネット上に行われ、1,548名から有効回答を得た。
車の運転中にピンチやヒヤリとした経験について自由回答形式で尋ねたところ、最も多かった答えは「居眠り・漫然走行」が32.8%で3割以上に。次いで「トイレに困った」が10.6%、「他車の急ハンドル・急ブレーキ」が8.5%、「人・車・動物の飛び出し」が8.4%、「よそ見運転」が5.6%と続いた。
1位の「居眠り運転」の経験者からは、「気づいたら眠っていて、目の前に車が迫っていた」、「居眠りで高速道路の中央を走っていた」、「いつの間にかセンターラインを越え、なおかつ蛇行運転していた」、などといった声が寄せられたという。
次に、車の運転中に眠くなったらどのように対応するかを設問形式で聞くと、1位は「休憩する・寝る」で87.3%。以下「飲み物を飲む」が37.7%、「食べ物を食べる」が25.5%、「音楽を聴く」が18.3%、「歌う」が15.8%との結果になった。このほかの眠気対策として、「クールなウエットタオルで顔(特に目の周り)を拭く」、「窓を開けて風にあたる。眠気を払うガムを食べる」、「同乗者を乗せる必要のある日には、前日に寝不足や疲労を残さない様にしている」、などが挙げられている。
「保険の窓口インズウェブ」では、居眠り運転の防止策として、「ドライブ前には十分に睡眠をとる」、「最低でも2時間に一度は15分程度の休憩を取る」、「もし眠くなってしまったら、我慢せずに運転を代わってもらう、仮眠を取るということを心がける」、「 ハンドルを握ることの危険性と安全運転への責任をしっかり自覚する」、といった対策を呼びかけている。