ウィルコムは21日、2011年秋冬モデルのPHS端末を発表した。「WX02A(イエデンワ)」は、一般的な固定電話機と同じようなデザインを採用し、据え置きで利用するPHS端末。発売は12月で、価格は未定。
WX02A(イエデンワ)(エイビット製)は、家庭にある固定電話機のようなデザインを採用した独特の端末で、受話器も大きく、ボタンも大きなサイズを採用しており、家庭で利用するのに便利な短縮ダイヤル機能も搭載する。一般的な携帯電話などと同様に赤外線通信機能も備えており、電話帳の登録も行える。
固定電話風のデザインだが回線はPHSを利用するため、家庭内の回線工事などは不要で、コンセントに電源を接続するだけで利用できる。乾電池駆動にも対応しており、コンセントがない場所や停電時にも利用できる。
本体サイズは200(W)×195(H)×74(D)mm、約610gで、約2.7インチのSTN液晶ディスプレイも搭載する。単3形アルカリ乾電池×4本での利用時は、連続通話時間約5.5時間、連続待受時間約500時間となっている。