映画『アンフェア the answer』が17日、公開初日を迎え、東京・六本木のTOHOシネマズで行われた初日舞台あいさつに篠原涼子、佐藤浩市、寺島進、山田孝之、大森南朋、佐藤嗣麻子監督が出席した。

映画『アンフェア the answer』の初日舞台あいさつに出席した篠原涼子 拡大画像を見る

妊娠3カ月ながらパイロット服をモチーフにしたジャケットにミニスカート姿で登場した主演の篠原涼子。「ドキドキっすよね~」(佐藤浩市)、「視線が胸元に行っちゃいますよね~」(寺島進)と男性キャストの熱視線を浴びながらも「4年振りに戻ってきました。本当に久し振りだったので凄く緊張したんですけれども、どうにか今日を迎えることが出来ました」とあいさつ。さらに主人公の雪平夏見については「共通点が見当たらないですね。一人で生きていく強さがありますから」と振り返った。

また、この日は撮影やプロモーションを精力的にこなしてきた篠原に対して、佐藤監督が前日に徹夜で書き記したという手紙をMCが代読するというサプライズ演出も。感極まって途中から涙を流し始めた篠原は「凄く嬉しいです。これからお休みをもらいますが、笑顔でこういう場に立てるように頑張りたいです」と産休後の活躍を誓っていた。

左から佐藤嗣麻子監督、寺島進、佐藤浩市、篠原涼子、山田孝之、大森南朋

連続ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)の劇場版第2弾で、シリーズの完結版となる本作。東京を追われ、北海道・西紋別署に勤務となった雪平夏見(篠原)は、なぜか殺人の容疑者として追われる身となる。その裏には、警察内部で不正に手を染めた者たちの陰謀の数々があり、雪平は逃避行を決めるのだった……。

笑顔を見せていた篠原だが、佐藤監督からの手紙が読み上げられると大粒の涙を流していた