吉野家は15日、リニューアルした『新味「牛鍋丼」』を「吉野家」店舗にて発売した。同日行われた発表会には、東京・代官山のレストラン「タツヤ・カワゴエ」オーナーの川越達也シェフ、タレントの南明奈さんが登場。同商品のトッピングアイテムとなる「追っかけ」4種の試食を行った。
『新味「牛鍋丼」』は、昨年9月に発売された「牛鍋丼」のリニューアル品。タレの甘みを抑えて後味のさっぱりさを高め、また牛肉や豆腐、白滝といった具材を別々に煮込むことで牛肉のさらなるやわらかさも追求した内容となっている。
宮崎県出身の川越シェフは、当時地元には吉野家がなかったというが、「調理師専門学校入学で行った大阪で初めて吉野家の牛丼を食べ、そのおいしさには感動しました」と学生時代からのファンとコメント。南さんは「私はもちろん家族も大ファン」とのことだった。好きな牛丼の食べ方は「つゆだく派」(南さん)、「大盛でつゆ少なめ」(川越シェフ)。そして2人とも「吉野家のお味噌汁は外せない! 」とお気に入りのようだった。
今回の『新味「牛鍋丼」』を試食した川越シェフは、「色々な食材を一緒に煮込むおいしさ。食材を別々に煮て、その素材の持ち味を生かしたおいしさ。今回の牛鍋丼は後者のおいしさですね。甘さ控えめで、後を引くおいしさです」と解説。南さんは「白滝と豆腐でヘルシー。これまでの牛鍋丼よりさっぱりとしていて、どんどん食べられますね」と"新味"に舌鼓。
今回の"新味"発売に合わせ、同商品のトッピングアイテムとなる「追っかけ」として「おくらとろろ」「とろりチーズ」を新発売。「ねぎ玉子」と「豆腐しらたき(旧牛鍋豆腐)」は増量しての発売となった。
4種の「追っかけ」試食した2人。お気に入りを聞くと、川越シェフは「おくらとろろですね。開発チームの方々は色んな和食店に食べに行って研究したんだろうなと思えるような秀逸さです」。南さんは「とろりチーズです。もっと食べたいです」と新しい「追っかけ」に早くもはまっている様子だった。
「牛鍋丼は280円(並盛)。この低価格で幸せを届けられるのはすばらしい。うまくまとめるわけじゃないけれど、今回のリニューアルで、新しい吉野家の"追っかけ"も増えるんじゃないですか」と川越シェフが締めくくった。