日本損害保険協会は14日、21日から始まる「秋の全国交通安全運動」にあわせ、同協会ホームページ「全国交通事故多発交差点マップ」を更新したと発表した。
同ホームページは、全国47都道府県の「人身事故件数ワースト5交差点」について、交差点の写真・地図と事故類型などの情報をまとめたもの。各交差点ページには、直近の人身事故の件数・割合のグラフや、Googleの航空写真・マップを掲載し、交差点の特徴・場所・形状などがひと目でわかるようになっている。
各都道府県トップページには、最新の2010年データに基づき、各都道府県の人身事故件数ワースト5交差点について、事故の傾向および考えられる要因をリスト形式で掲載。また補助ページとして、交差点とその付近で発生しがちな事故を6つのパターンに分類し、イラスト付きで解説したページも用意している。
同協会によると、今回の更新分を含めて同ホームページに掲載しているワースト交差点は2007~2010年の4年分で約650地点に上るという。近年事故が急激に増えている交差点や、連続してワーストとなっている交差点などについても、過去データとあわせて推移や現状を確認できるので、注意喚起に役立ててほしいとしている。