NTTドコモは14日、料金を先払いすると一定時間の3Gデータ通信が利用できるデータ通信専用のプリペイドプランを発表した。2011年12月17日に発売されるソニー・コンピュータエンターテインメント(SCE)のゲーム機「PlayStation Vita」(3G/Wi-Fiモデル)向けとして提供される。
発表されたプリペイドプランは、「プリペイドデータプラン 20h」と「プリペイドデータプラン 100h」の2種。プリペイドデータプラン 20hは、あらかじめ980円を支払うと、30日間に20時間の3G通信(受信時最大128kbps/送信時最大64kbps)が利用できるプラン。プリペイドデータプラン 100hは、4,980円支払うと180日間に103時間の3G通信が利用でき、そのうち3時間は受信時最大14Mbps/送信時最大5.7Mbps(FOMAハイスピード)の高速な3G通信が利用可能となっている。
プラン名 | プリペイドデータプラン 20h | プリペイドデータプラン 100h |
---|---|---|
利用料金 | 980円 | 4,980円 |
通信利用可能時間 | 20時間 | 103時間 |
通信利用期間 | 30日間 | 180日間 |
料金の支払い方法には、クレジットカード決済を利用でき、ドコモの回線をすでに契約している場合は「ドコモ ケータイ払い」も可能。プランの更新は、専用Webサイトで手続きする。プラン終了後も更新猶予期間内(14日間)であれば更新手続きが可能で、猶予期間内に更新が行われない場合には自動的に解約となる。契約事務手数料は2,100円。
プリペイドプランに対応するPlayStation Vita(3G/Wi-Fiモデル)は、SCEのキャンペーンとして3G通信可能なドコモUIMカードが同梱されており、購入後すぐに3G通信を20時間または103時間利用することができる。
また、このプリペイドプランでは、青少年保護対策として、有害サイトへのアクセスを制限する「プリペイドフィルタ」が設定されている。「プリペイドフィルタ」の解除はドコモショップで行う必要があり、ドコモUIMカードと年齢の確認できる本人確認書類が必要。20歳未満のユーザーの場合には、親権者の方の同意書なども必要となる。