ソニーは13日、同日発表された新「ウォークマン」シリーズの発表会を都内にて開催。海上には、同社がウォークマンや音楽の楽しみ方を訴求するキャンペーン「Play You.」の新キャラクターに選ばれた歌手の西野カナさんも登場した。

発表会冒頭で、ソニー株式会社コンスーマープロダクツ&サービスグループ VAIO & Mobile事業本部 規格戦略部門 DMP企画MK部の長島利通統括部長が登壇。シリーズ初となるAndroid OS搭載機「NW-Z1000」シリーズのアプリを利用した楽しみ方や、新デジタルアンプ「S-Master MX」の高音質、Bluetooth搭載による利便性などを訴求した。

続いて、ソニーマーケティング株式会社モバイルエンタテインメントプロダクツマーケティング部の徳田耕一統括部長が登壇し、「ウォークマン」シリーズがデジタルミュージックプレイヤー市場で2011年3月から6か月連続トップシェアを獲得したと述べた。これには、「ウォークマンは音質がいいというイメージが若年層を中心に浸透したことが大きい」(徳田氏)という。そのブランドイメージにさらに付加価値を乗せる基軸として、ラインナップを一新した「NW-A860」「NW-S760」シリーズと、「NW-Z1000」シリーズでは全機種で「ワイヤレスリスニング」を訴求。これは、Bluetooth利用により、外出先ではヘッドホンコードにわずらわされない、家庭では専用ドックスピーカーへ手元のウォークマンから無線で楽曲を送信するなどして、ユーザーが手軽に音楽を楽しめるようにするというコンセプト。

ソニー株式会社・長島利通氏

ソニーマーケティング株式会社・徳田耕一氏

若い層を中心に「ウォークマンは音質がいい」というブランドイメージが浸透し、6か月連続でトップシェアを獲得しているという

また、発表会には歌手の西野カナさんも登場。ソニーが音楽の新しい楽しみ方を提案するキャンペーン「Play You.」の新イメージキャラクターを務める西野さんは、発表されたウォークマンについて「カラバリが豊富で楽しめる」という女性ならではの意見のほか、「音質がいい」とアーティストならではの感想も忘れなかった。ちなみに、西野さん専用のAndroidアプリも制作中とのことで、西野さんは「専用アプリを使用して楽しんでほしい」とコメントした。

発表会の最後には、西野さんが新ウォークマンのために書き下ろしたという新曲「たとえ どんなに…」を披露した。

西野さんは「カラバリが豊富」「ヘッドホンが無線で使いやすい」と印象を述べた

西野さんは、新曲「たとえ どんなに…」を披露した

ソニーストア