NECは12日、大画面スリムタワーPC「VALUESTAR L」シリーズの秋冬モデルを発表した。前モデル同様の23型液晶セットの2機種のほか、新たに19型液晶セットのエントリーモデルがラインナップに加わった。発売は9月中旬を予定。
VL750/FS
「VL750/FS」はアクティブシャッター方式の3Dに対応したモデル。店頭予想価格は270,000円前後。
主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2600S(2.80GHz)、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 435M、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが約2TB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイ3D対応ブルーレイディスクドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。付属のディスプレイは23型ワイドスーパーシャインビューEX2液晶(1,920×1,080ドット、NVIDIA 3D Vision対応)。今モデルより、大画面テレビなどへ3D映像を出力する3DTV PLAYに対応した。
VL550/FS
「VL550/FS」は、メインメモリ8GB、ハードディスク約2TBとなったことで、グラフィック・3D以外の仕様では「VL750/FS」と同等になった。店頭予想価格は205,000円前後。3D非対応である点と、グラフィックにCPU内蔵のIntel HD Graphics 2000を使用することが「VL750/FS」との違いになる。
VL150/FS
「VL150/FS」は、今回のリニューアルで新たにラインナップに加わったエントリーモデル。店頭予想価格は110,000円前後。
主な仕様は、CPUがIntel Core i3-2120(3.30GHz)、チップセットがIntel H67 Express、グラフィックスがIntel HD Graphics 2000(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 2GB(2GB×1)、ストレージが約1TB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。付属のディスプレイは19型ワイドスーパーシャインビューEX液晶(1,440×900ドット)。