ブライダルサービスを提供する「スマ婚」はこのほど、結婚式に関するアンケート調査の結果を発表した。携帯電話での調査を行い、18歳~39歳の男女で過去5年間に挙式、もしくは挙式と披露宴をした人が対象となっている。調査はmedibaが代行し、有効回答数は656名。
有効回答のうち、挙式と披露宴を行った500名に結婚式の費用が予算内だったかを聞くと、54%が「収まった」、残る46%が「収まらなかった」と回答した。「収まらなかった」の回答者に足らない予算のでもとを聞くと、「親からの援助」が58.3%で最も多く、続いて「ご祝儀」(45.7%)、「貯金・預金」(42.6%)、「ローン」(5.7%)、「あきらめた」(0.4%)となった。
また、結婚式を行った500名に結婚式であきらめたものや節約したものについて質問すると1位「撮影(ビデオ・カメラ)」(31.4%)、2位「婚約指輪」(28.6%)、3位「ハネムーン」(27.6%)という結果に。節約した費用の使い道は「貯金」が最も多く63.2%、2位は「旅行・ハネムーン」(45.4%)、3位「家電」(20.2%)となった。
結婚式の費用については、親からの援助やご祝儀で予算オーバー分をまかなったり、式や披露宴の撮影や婚約指輪を節約したりするなど、費用を抑えようとやりくりする様子もうかがえる。スマ婚の分析によると、「人気の高い撮影は節約というより、一般的な結婚式は打ち合わせの度に費用が上がっていくため、やむをえずあきらめている方が多いのではないか」としている。節約費用は貯金にまわす現実派も多く、また、結婚式のみに費用を集中させるのではなくハネムーンや旅行など結婚式後のイベントに使うケースも多いようだ。