『時をかける少女』『サマーウォーズ』『REDLINE』を手がけたマッドハウスが、アニメーション制作を担当した最新作の映画『とある飛空士への追憶』。2011年10月1日(土)より、テアトル新宿ほか全国ロードショーとなる今作の新たなキャストに主人公シャルルの友人・ヨアキン役として、声優の浪川大輔が発表された。

主人公シャルル(左)と、浪川大輔演じるヨアキン(右)

浪川はこれまで、『E.T.』や『ネバーエンディング・ストーリー』『グーニーズ』の主人公を担当。『スター・ウォーズ』シリーズのアナキン・スカイウォーカー役ほか、イライジャ・ウッド、レオナルド・ディカプリオ、ヘイデン・クリステンセンの担当で知られ、洋画大作から海外ドラマの吹き替えもこなす人気声優のひとりとして知られている。また、アニメ、ゲームなどでも数多くの有名作品に出演しており、2010年第4回声優アワードでは助演男優賞を受賞。映画『Wonderful World』で監督デビュー、ミニアルバム『I.D.』で歌手デビューも果たし、活動の場を広げている。

浪川大輔

<ヨアキン役 浪川大輔からのコメント>
この度は、『とある飛空士への追憶』完成おめでとうございます。
監督とは、同じ齢で何度かお仕事をさせてもらった事があるのですが、普段の監督は本当にシャイです。その繊細さがフィルムに出ていてステキだなぁと感じました。
その中にも、力強さがあり、観てくれる皆様の心にずっと残る作品になると思います。
偉そうにスミマセン…。
そこに自分も参加することができて幸せです。ありがとうございました!!

映画『とある飛空士への追憶』キービジュアル

<映画『とある飛空士への追憶』ストーリー>
二国間戦争のさなか、名もなき飛空士・狩乃シャルルは類まれな操縦技術をみこまれ、次期皇妃ファナ・デル・モラルをその婚約者カルロ皇子のもとに水上偵察機で送り届ける極秘任務を命じられた。護衛を付けず一機で敵中を突破する危険な任務だ。それでもファナを守り抜き、12,000kmを飛ぶべき理由がシャルルにはあった。次々と襲ってくる敵空中艦隊と戦闘機を超絶なテクニックでしりぞけるシャルル。命をかけた空の旅で、ファナの閉ざされた心は開かれ、次第に二人はひかれあっていく。やがて迫る絶対絶命の危機の中、ファナのとった行動とは…。そして二人の恋の行方は…?
(C)2011 犬村小六・小学館/「とある飛空士への追憶」製作委員会