"妻"に焦点を当てて、その姿を公表されているデータから読み解く「妻の正体~データ編」。今回のテーマは夫に対する妻の評価。「うちの夫はイケてる」と思っている妻ってどれくらいいる?
今回紹介するのはアイシェアが今年5月30日~6月1日に行った「父の日・現代の夫像に関する意識調査」。回答したのは被災地域を除く20代から40代の既婚者1,343人。
まず、「夫の収入に満足している」という妻は「どちらかというと満足」を合わせて60.0%。夫自身による「満足」の割合43.7%より評価は高くなっている。妻に対しての日常の接し方についても、「とても優しく接している」と回答した妻は37.1%と4割近くに上り、夫自身による「とても優しく接している」の割合20.3%を上回った。
「夫として何点だと思うか」についての5段階評価では、「5(100点満点)」とした夫が6.7%だったのに対し妻側の評価では13.7%と倍以上。妻側の評価で最も多かったのは「4(70~90点代)(56.9%)」で、夫自身の評価では「3(40~60点)」だった。ここでも、夫自身の評価に比べ、妻側の評価が高い傾向がみられた。ちなみに「夫を誰かに自慢したことがある」という妻は28.5%、「自分の夫がイケてる」という妻は38.8%もいた。
最近ではそんなイケてる夫のことを"イケダン"と表現したりもするが、"イケダン"の条件では何が一番重要なのだろうか。もっとも多くの主婦が選んだ条件は「仕事をばりばりとこなしながらも家族を大切にする」(57.0%)で、次が「奥さんを手助けすることに躊躇しない」(32.0%)だった。「外見もイケてる」(7.8%)、「ファッションも手を抜けない」(3.2%)を選んだ妻はいずれも1割未満で、「必ずしも"イケダン=イケメン"ではなく。内面や行動こそがイケダンと評価されるポイントのようだ」と同レポートでは分析している。