HTCは1日、OSにWindows Phone 7.5を搭載したスマートフォンの新モデル「HTC TITAN」「HTC Radar」の2機種を発表した。ロンドン、パリ、マドリッド、ベルリンで開催されたユーザーを招待したイベントで披露されたもので、同社のWindows Phone端末としては、Windows Phone 7.5(開発コード“Mango”)を搭載した初めてのモデルとなる。2011年10から欧州、アジア市場で発売される予定。

HTC TITANは、4.7インチ(480×800ドット)の大画面が特長のモデルで、寸法・重量は、131.5×70.7×9.9mm・160g。1.5GHzのプロセッサを搭載し、内蔵メモリは16GB。バッテリー容量は1600mAhとなっている。

「HTC TITAN」

カメラは800万画素で、LEDフラッシュと裏面照射型センサーも搭載。130万画素のインカメラも備える。720pのHD動画の撮影にも対応している。通信方式はHSPA/ WCDMA(850/900/2100MHz)とGSM / GPRS / EDGE(850/900/1800/1900MHz)。Wi-FiはIEEE 802.11 b/g/nに対応。テザリング機能も備える。

HTC Radarは、3.8インチ(解像度480×800)のディスプレイを搭載したモデルで、白とシルバーのメタリックな高級感のあるデザインが特長。寸法・重量は、120.5×61.5×10.9mm・137g。1GHzのプロセッサを搭載し、内蔵メモリは8GB。バッテリー容量は1520mAhである。

「HTC Radar」

カメラは500万画素で、LEDフラッシュと裏面照射型センサーを搭載。VGAレンズのインカメラも備える。720pのHD動画の撮影にも対応。通信方式はHSPA / WCDMA(900 / 2100MHz)とGSM / GPRS / EDGE(850 /900 / 1800 / 1900MHz)。Wi-FiはIEEE 802.11 b/g/nに対応。テザリング機能も備えている。

HTCは、両モデルのポイントのひとつにマルチメディア機能を挙げており、HTCが提供する映画などの動画のストリーミング・ダウンロードサービス「HTC Watch」のアプリを標準搭載している。