俳優の市原隼人と女優の戸田恵梨香が1日、東京・六本木ヒルズで行われた映画『DOG×POLICE 純白の絆』の完成披露イベントに出席した。
映画『DOG×POLICE 純白の絆』の完成披露イベントに出席した市原隼人(左)と戸田恵梨香。中央は犬のシロ 拡大画像を見る |
『DOG×POLICE 純白の絆』は、警視庁警備部の中に実在する"犬を操る"特殊部隊を題材に、そこで活躍する警備犬シロとハンドラーと呼ばれる犬を操る警察官との絆と友情を描く。
イベントには、市原、戸田のほか時任三郎、村上淳、カンニング竹山、阿部進之介のキャスト陣と七髙剛監督、原案の小森陽一が、劇中の警備部のシンボルマークが入ったハマーリムジンで登場。映画のイメージカラーであるブルーのカーペットを歩くと、集まった約600人の観客からは大きな歓声があがった。市原は「ハンドラーと警備犬との絆を描いた作品です。この映画が家族や友達との絆の掛け橋になれば」とあいさつした。
市原は「シロが本当にかわいくて、家に連れて帰りたかったです。犬には自分の表情や気持ちが素直に伝わるので、感情豊かに接してなければならないんですよね。空いた時間も、ちょっとでも触れあうようにしていました」とシロにメロメロだったと明かした。一方、勇作の教育係・夏希を演じた戸田は「私のバディ犬は、ブランドっていうんですけど、なつかなくて……。私のほうを見てくれないんです。だから、市原さんがシロから離れたすきにシロと仲良くしてました」と苦労を語った。犬が大好きだという時任は、「『うわー、いい仕事!』と思って引き受けたのに、係長だったので犬ナシでした……。僕は、傍観者でしたが皆の犬との関係を見て、熱意が伝わってきて本当にいい映画になると確信しました」と熱く語った。
また、七髙監督が「ほとんどCGを使ってないんです。爆破シーンは実際にその中でアクションをやっているので、迫真の演技に注目してほしい」と見どころを語っていたが、その炎の中のシーンについて、市原は「天井を覆うくらいすごい炎の中での撮影だったんです。一緒にシロもいたんですが、炎を怖がってて。撮影後は、みんなススで真っ黒になっちゃって、シロも"クロ"になってました(笑)」と振り返りながら、エピソードを語った。 映画『DOG×POLICE』は、10月1日より全国東宝系で公開予定。