LGエレクトロニクス・ジャパンは31日、偏光方式の3D立体視やフルHDに対応した25型ワイド液晶ディスプレイ「D2542P-PN」を発表した。2種類の軽量3Dメガネと2D/3D変換ソフト「TriDef」が付属。9月上旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は37,000円前後。
2011年4月に発売された「D2342P-PN」、同年8月に発売された「D2242P-PN」に続く、「CINEMA 3D」シリーズの新製品。
3D立体視のフリッカーやクロストークを低減し、従来よりも高輝度な表示が可能。サイドバイサイド、トップアンドボトム、インターレース(ラインバイライン)の3D映像方式に対応するほか、HDMI 1.4a入力を搭載。ハイスピード対応のHDMIケーブルを使うことで、ブルーレイ 3Dや、3D対応ゲーム機を接続して、高品質な3Dコンテンツを楽しめる。
付属の3Dメガネは、重量が16gの標準タイプと、メガネの上から装着できる重量8gのクリップオンタイプという2種類。また、付属の2D/3D変換ソフトは「TriDef」で、動画や静止画、DVD、ゲームなど、従来の2Dコンテンツを3Dに変換して3D立体視できる。3D立体視の奥行き感や飛び出し感を調整する3D深度調整も可能。
主な仕様は、画面サイズが25型ワイド、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、光源がLEDバックライト、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCF有効時5,000,000:1)、2D表示の視野角が水平170度/垂直160度、3D表示の視野角が水平12度/垂直80度、応答速度(GTG)が5ms。
映像入力インタフェースは、HDMI 1.4a、DVI-D(HDCP対応)、D-Sub。スタンドでは上15度/下5度のチルトが可能。本体サイズはW594.3×D179.3×H433.5mm、重量は4.4kg。