広島銀行は30日、顧客利便性向上策の一環として「キャッシュカード・ダイレクトバンキング利用カード店頭即時発行」の取扱を開始することにしたと発表した。
営業店に小型のカード発行機を設置し、口座開設時などにキャッシュカード・ダイレクトバンキング利用カードを即時に発行するもの。営業店端末で発行オペレーション後、営業店に設置したカード発行機からカードが発行される。
対象顧客は個人の顧客で、条件は、直接本人の確認ができる顔写真付本人確認書類(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード<顔写真付>等)を提示し、本人確認手続きができること。
対象カードは、(1)普通預金<総合口座含む>キャッシュカード(ICキャッシュカード、一般キャッシュカード)、(2)ダイレクトバンキング利用カード(インターネットバンキングサービス、モバイルバンキングサービス、テレホンバンキングサービスを利用するために必要なカード)となっている。
店頭即時発行のフロー
現在(郵送の場合)、顧客の手許にカードが届くまで1週間程度の日数を要しており、今回の即時発行で「申込後、すぐにカードを利用したい」という顧客ニーズに対応する。ダイレクトバンキングサービスについては、カード発行の翌営業日から利用可能となる。
また、カードの喪失、磁気不良時についても即日交換・即日利用が可能。即時発行業務の取扱開始により、日中不在で、郵便物の受け取りができない社会人や学生の顧客の利便性も向上する。
取扱開始日は、2011年9月21日。取扱店は、廿日市支店、地御前出張所、五日市駅前支店の3店舗において取扱を開始(先行実施)する。他の店舗については、2012年1月~2月に順次取扱を開始する。