叡山電鉄(京都府)は31日、テレビアニメ『けいおん!!』のキャラクターを車体に描いた特別列車「えいでん! × けいおん! トレイン」の運行開始を発表した。
同社では6月12日より、700系に「映画『けいおん!』」仕様のヘッドマークを掲げて運行してきた。「えいでん! × けいおん! トレイン」では、既存のヘッドマークの車両に加え、新設ヘッドマークの車両も登場し、計2編成での運行に。
既存のヘッドマークの721号車は、車体中央に『けいおん!!』のメインキャラクター、平沢唯、秋山澪、田井中律、琴吹紬、中野梓の5人をデザイン。新設ヘッドマークの723号車は、ドアの横に平沢唯が描かれ、ヘッドマークも平沢唯をフィーチャーしたものになっている。
これら2編成には、リアルタイム位置情報把握システムが搭載されており、Googleマップ上にリアルタイムで表示される。そのため、列車がいまどこを走っているのか、パソコンやスマートフォンからも確認できるという。
「えいでん! × けいおん! トレイン」は9月1日より運行を開始し、今年12月下旬まで運転される予定(車両点検などで運行を行わない場合あり)。
なお、滋賀県内を走る京阪電鉄の石山坂本線でも、映画『けいおん!』とタイアップしたラッピング電車『HO-KAGO TEA TIME TRAIN(放課後 ティータイム トレイン)』が登場。こちらも12月下旬まで運転される。