9月17日公開の映画『アジョシ』に主演した韓国の俳優・ウォンビンが来日し、30日、都内でキム・セロンとイ・ジョンボム監督とともに来日記者会見を行った。

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昨年韓国で公開され、観客動員数630万人を突破するなど韓国で一大ブームを巻き起こしたウォンビン主演の本作が、いよいよ日本で公開される。世間を避けるように生きてきた男のテシク(ウォンビン)と、彼をアジョシ=おじさんと呼ぶ少女のソミ(キム・セロン)の心温まる絆を描く。

"韓流四天王"のウォンビンの来日会見とあって、この日は約250人もの報道陣が集結。キム・セロン、イ・ジョンボム監督とともに登壇したウォンビンは「久し振りの来日で皆さんにお会い出来て嬉しいです」とあいさつし、「愛の深さを考えさせられた作品です。愛といっても男女の間だけでなく、子供と大人の愛もあるということを知りました」と話した。

また、"韓国の芦田愛菜"とも呼ばれている韓国の子役、キム・セロンは今回が初来日。共演したウォンビンについて「実際お会いしたらとても優しくて気を使ってくれました。撮影中はブランケットや食べ物を持ってきてくれて、良い方だな~と思いました」と話してウォンビンを喜ばせ、「深みのある女優さんになりたいです。顔がキレイなだけではなく、実感が持てる演技をしたいですね。作者の中で壊れる役をやるなら、自分を捨ててでも出していきたいです」としっかりと将来を見据えていた。

映画『アジョン』は、9月17日より全国公開。