アクサ生命保険は30日、2006年から実施しているブラインドサッカーの支援活動の一環として、日本初となる国産(※1)ブラインドサッカーボール500個を、日本ブラインドサッカー協会(JBFA)に8月27日に寄贈したと発表した。
※1 国内メーカーによる開発
ブラインドサッカーで使用されるボールは、「シャカシャカ」と音が鳴るように外側の皮部分に鈴を埋め込んだ特殊な構造となっている。これまで日本では、ブラジルやベトナムなどの外国メーカーのボールが使用されてきたが、品質のばらつきや、流通量の確保などが課題となっていたという。
アクサ生命では、日本のチームや選手が高品質のボールを安定的に入手できるよう、ボール開発に係る初期費用として300万円を拠出、JBFA(日本ブラインドサッカー協会※2)による国内メーカーへの働きかけにより、日本初となる国産ブラインドサッカーボール製造が実現した。
※2 国内のブラインドサッカーにおける統括組織として、同競技の普及・発展と競技力の向上に寄与することを目的として活動。JBFA理事長には、日本サッカー協会名誉副会長の釜本邦茂氏の実姉である釜本美佐子氏(全国視覚障害者外出支援連絡会会長)が就任している
また、アクサ生命は、8月27日に開催されたJBFA主催「関東リーグ開幕戦『AXADay』」(会場 ミズノフットサルプラザ調布)に協賛。開幕式においてボールの贈呈式を行った。大会には社員やその家族など約40人がボランティアとして参加し、大会運営をサポートするとともに、選手とともに贈呈式に参加した。
なお、これらのボールにはJBFAとアクサのロゴが入っており、今後はJBFAの公式試合などで使用されるほか、9月中旬からJBFAのホームページを通じて販売される。